バレンタインを記念してティモシー・シャラメの“お宝映像”大公開 『ボーンズ アンド オール』映画祭映像【2023年2月17日公開】

バレンタインを記念してティモシー・シャラメの“お宝映像”大公開 『ボーンズ アンド オール』映画祭映像【2023年2月17日公開】

バレンタイン特別企画として、世界各地で行われた映画祭やプレミアイベントに登場したティモシー・シャラメをギュギューッとまとめた超「お宝」映像が到着した! 記事&写真⇒https://www.oricon.co.jp/news/2267759/full/

 「第79 回ベネチア国際映画祭」(2022年)で監督賞、新⼈俳優賞の2冠に輝いた『ボーンズ アンド オール』のプレミア会場にティモシー・シャラメとテイラー・ラッセルをひと目見ようとファンが殺到、あまりの数の多さにレッドカーペットイベントが中止となったミラノプレミアの熱狂や、ヴィヴィアン・ウエストウッドのニットを着こなしてインタビューに答えるシャラメの姿を見ることができ、ファンならずとも要チェックの映像となっている。本作のタイトルにちなんでか、同じくヴィヴィアン・ウエストウッドのパールのチョーカーには、「骨」のモチーフがあしらわれているのも注目だ。

 劇中だけでなく私生活でもファッショニスタとして知られるシャラメとテイラーは、映画祭やプレミアでも個性的な衣装で登場している。ヴェネツィア国際映画祭のフォトコールでは、バレンシアガのタイトドレスを纏ったテイラーと、バンドTにセリーヌ オムの花柄のニットとミリタリー柄のパンツを組み合わせたカジュアルなスタイルのシャラメの対照的なファッションが注目を集めた。プレミアでは一転、バレンシアガの鮮やかなグリーンのドレス姿のテイラーとハイダー アッカーマンの真っ赤なホルダーネックジャンプスーツのシャラメと、二人そろって華やかな装いでレッドカーペットに登場。大胆に背中を見せたシャラメの衝撃的なスタイルは、映画祭に参加したセレブのファッションの中でも一、二を争う話題を呼び、瞬く間に世界に拡散された。

 ミラノで行われたプレミアでは、監督のルカ・グァダニーノと三人そろって黒で統一した。シャラメはサンローランのストライプ柄のノ—スリーブシャツにレザーパンツ、同じくサンローランのブーツというシンプルな出で立ちにカルティエのジュエリーを合わせるスタイルで登場。テイラーはアレキサンダー・マックイーンの胸元が開いたテーラードジャケットにパンツでシックに決めた。

 続いて、『ボーンズ アンド オール』の主人公マレンとリーのファッションをお届けしよう。衣装を担当したのは、『君の名前で僕を呼んで』や『サスペリア』(18年)など5作品でルカ・グァダニーノ監督とタッグを組んでいるジュリア・ピエルサンティ。舞台となる80年代にあわせ、その後に訪れるグランジファッション時代の前兆として、ちょっと大きめのサイズで、着古され、古着屋にありそうなジェンダーレス・スタイルをイメージした。

 衣装にも取り組んだシャラメは、「リーのファッションに関するアイデアのひとつは、彼が行く先々で人々から様々な品物を奪って集めているということだ」と、愛の逃避行を続けながら服を取り替えていく秘められた設定を意識した。「一方で、髪を赤く染め、タトゥーを入れることで、不愛想で反抗的だが、自分がどうありたいかを模索している感じも出そうと決めたんだ。リーはおそらく鏡の中の自分を見て、いろいろな“仮面”をかぶり、さまざまなスタイルや表現を試して、自分の気持ちに合うものを探していると思う」と、本当の自分を見つけようとするリーの潜在意識がファッションに反映されていると語っている。

 そのこだわりの通り、劇中で二人が着用している衣装は悉くくたびれ、長い旅路を感じさせる。出会ったばかりの二人が向かい合い、真意を語りあう食事シーンでは互いに花柄の服を身に着け、秘密を抱えた者同士であることを表すかのようだ。ラフなTシャツ姿や素肌にシャツを羽織ったスタイルなど、逃避行の道中で二人が見せるさまざまなファッションの背景を想像しながら観るのも一興だ。

監督:ルカ・グァダニーノ(『君の名前で僕を呼んで』 『サスペリア』)
出演:ティモシー・シャラメ(『DUNE/デューン 砂の惑星』『君の名前で僕を呼んで』)、テイラー・ラッセル(『WAVES/ウェイブス』)、マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』 『ダンケルク』)
公式サイト:Bonesandall.jp
Twiiter:@warnerjp(ワーナー・ブラザース公式)
ハッシュタグ:#ボーンズアンドオール
(C) 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
映倫区分:R18+

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